音響ワンポイントアドバイス エフェクト編 

  • 2013年07月24日
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エフェクト編 音響ワンポイントアドバイス


音響システムを使用するにあたり、さらに高音質にご利用いただくためのちょっとしたアドバイスを僭越ながらさせていただきます。アーティストの方にも役立つ情報を記載いたします。


【エフェクト編】
エフェクターと聞くと『ギターやベースに使うやつね!』と思う人も多いかと思います。その通りです! 音響現場で使われるもののほとんどは、ダイナミクス系といわれる“コンプレッサー” “ゲート” “リミッター” “イコライザー”と、空間系といわれる “リヴァーブ” “ディレイ” に分かれます。他にもたくさんの種類がありますが、一番多く使われるのがこれらの種類です。
それではどのように使われるか?というと…、ネットで検索するとたくさん詳しく書いてあるのでここでは簡単に説明します。
ダイナミクス系は、音を補正するのが主たる目的です。コンプレッサーやゲート、リミッターは、構造が似ているため別々の機種もありますが、一つの機種で設定を変えるだけで使用できるものが多いです。コンプレッサーは、ある一定の音以上をある一定のレベルまで潰す役目です。マイクなど個別の入力にかけることがほとんどです。自然に潰すのが普通の使い方ですが、意図して潰す使い方をする場合もあります。リミッターは、ある一定の音量以上をそれ以上出ないようにする機能です。これはスピーカーやアンプの保護のため、過入力をしないように使用されます。ゲートは、逆に、ある一定以下の音をゲートの名前のごとくカットしてしまうエフェクターです。ドラムのシンバルやタムのマイク集音などで『ボーンッ』『シャーンッ』と残ってしまう音をゲートをかけることにより『ボンッ』『シャンッ』という感じでタイトな音に仕上げます。また、使用していないマイクが他の音のかぶりを防ぐためにも有効です。イコライザーは、グラフィックイコライザとパラメトリックイコライザに分かれますが、どちらも音質自体を周波数ごとに補正ができる優れものです。グラフィックイコライザは、周波数が各周波数で固定され、一つの周波数をいじると隣接する周波数にも影響が出ます。周波数カーブといわれるものです。パラメトリックイコライザは、周波数やカーブの調整ができ、グラフィックイコライザに比べ ピンポイントで補正が可能なのですが、使い方を熟知しないと扱いづらいエフェクターです。現場では特にグラフィックイコライザは必須のエフェクターです。
空間系エフェクターは、空間といわれるだけに主に響きを作り出すエフェクターです。やまびこ(エコー)を作り出すディレイと残響を作るリヴァーブに分かれます。ディレイは、カラオケで使うエコーを作り出します。リヴァーブは、 “ルーム” “プレート” “ホール” など… 種類もありますが(説明しきれないので割愛します)、使用用途によって使い分けます。リヴァーブとディレイをミックスした使い方も多く用いられます。

各メーカー、各機種にたくさんの機能があるので一概には言えませんが、安い機種などは音に厚みがなく音のクリアさに欠けるものも多いので、もしご自分で所有されるのであれば多少高くてもしっかりしたものを揃えるほうが、あとから後悔しないかと思います。安い最新機種を買うのであれば、ヤフオクなどで一昔前の機種でも良いものをお勧めいたします。とはいえ、最近のデジタルミキサーには複数のエフェクターが内蔵されており、個別にかけれることや機材軽減も含め非常に性能も優れています。各メーカーのトップグレードエフェクターが内蔵されている場合がほとんどです。ただアナログミキサー内臓のエフェクターは、正直、演奏などの現場ではエフェクトとしては、調整の使い勝手・音質共に使えない… というのがプロの意見です。各メーカーも、そこは付録程度の感覚で内蔵している場合が多く、音質・使い勝手を求めるのであれば、デジタルミキサーやアウトボード(外付け)エフェクターをという感じかと思います。何よりもアマチュアの方には便利な機能であることは間違いありませんが。。。


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