YAMAHA ヤマハ QL5 デジタルミキサー

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YAMAHA ヤマハ QL5 デジタルミキサー

ヤマハデジタルミキサーの伝統を継承しながら、ライブコンソールの音質・操作性・機能を大きく進化させたCLシリーズ。その核となる要素をよりコンパクトなサイズに凝縮。CLシリーズ直系のナチュラルサウンドを機能的かつ音楽的に彩る豊富な内蔵プロセッシング群。現場のさまざまな状況に素早く対応できる優れた操作性。柔軟なシステム構築を簡単に行えるオーディオネットワーク「Dante」への標準対応。中小規模のライブSRやコーポレートイベント、設備音響など幅広いシーンで活躍するオールインワンコンソールの真髄、「QLシリーズ」の誕生です。 ヤマハが一貫して追求してきた原音忠実の哲学。QLシリ ーズでも回路やそれを構成する部品の1つ1つを念入りに検証し、入出力時点における高純度のナチュラルサウンドを実現しました。そして高品位なサウンドの代名詞として知られるRupert Neve氏のPortico 5033/5043をはじめとする強力なプロセッシング群により、クリエイティブで自由度の高い音作りが可能です。さらに複数マイクを同時に使用するスピーチイベントで威力を発揮するDan Duganオートマチックミキサーを内蔵し、いかなる現場でも音作りに集中できる環境を提供します。 サウンドエンジニアが多彩な音作りを行うにあたり、その土台となる音質はあくまでも色づけのないものでなければなりません。CLシリーズで好評を得た高純度のナチュラルサウンドはオールインワンコンソールであるQLシリーズでも踏襲されています。メカ構造からボードの配置、電源・グランド、パーツの選定にいたるまで、あらゆる要素を念入りに検討。回路を構成するパーツの1つ1つも、その違いによる音の変化を厳しく検証しています。また、近年のデジタルミキサーで懸念されるさまざまなノイズの影響も長年のノウハウにより徹底的に排除しました。さらに、AD/DAコンバーターの性能を支えるシステム動作クロックのジッター性能にも着目。ジッターのスペクトラム解析によりFPGA内のレイアウトやクロック信号の経路を最適化しています。こうして磨き上げられた音質は、各種測定結果の数値だけで評価するのではなく、社内外のサウンドエンジニアが実際に聴いた音への評価でも判断し、最終的に「音楽的」であるかどうかという基準の下に開発を進めました。